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桃園美術

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脇差し高価買取しました。群馬県のお客様

この度は弊社桃園美術をご利用いただき誠にありがとうございます。

 

今回は昭和時代に作られた無銘の脇差を買い取らせて頂きました。

 

お客様ご自身でご購入された品物で登録票を取得しご自宅の居間に飾られていたそうなのですが数年前にご子息との二世帯住宅を建てる際に居間を作らなかった為、飾るところが無く物置にしまったままだったそうです。

 

飾っていた頃はお手入れをするのが好きで月に二回ほどお手入れをされていたそうなのですが押し入れにしまい込んでしまってからは一切しなくなったそうで少し錆が出ていました。

 

ご子息夫婦に最近子供が産まれ、万が一お孫さんが刀で遊んでしまい怪我をしたらと怖く思いご売却をお決めになったとの事でした。

 

近頃は居間のないご自宅が多く、刀などを飾るスペースが無く押し入れにしまったままにされている方が多くいらっしゃいます。

 

その為もういらないとご売却されるお客様が多くなっております。

 

他には資産とは違いご子息に残そうにも登録票を取り直さなきゃならないこともありご子息にいらないと断られてしまった為ご売却を決断される方も多くいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

日本刀の査定ポイント

刀の査定では刃の状態によって査定金額が変わります。

 

刃こぼれや錆びがあればその分下がってしまいます。

 

ですので普段のお手入れがとても大切です。

 

錆や刃こぼれが酷くなってしまうと研ぎ直しをしなくてはならなくなる為、その費用分査定額が下がります。

 

今回は錆はさほどなかったものの刃こぼれが多くありましたので2万円をつけさせて頂きました。

 

今回買い取らせて頂いた無銘 脇差の写真をいくつか載せさせて頂きました。

 

 

 

 

 

鞘に保管していても錆びてしまうことも・・・

こちらの写真に写っている鞘は白鞘と言い保存用の鞘になります。

 

 

一般的には鞘といえばお侍さんが腰につけている色付きの鞘のことを頭に浮かべるかと思います。

 

しかし色付きの鞘は戦闘時や外出時に使用する為に作られています。

 

その為、色付きの鞘には通常漆が塗ってあり、刀身に油を塗って鞘に入れておくと、気が油を吸い表面の漆が剝げていってしまう為保存には向かないとされています。

 

白鞘では材料に柔らかい朴の木を使い、表面には何も塗っていなく無垢の木の鞘となっております。

 

さらに、刀身を白鞘に収めると刀身が鞘の内側に触れずに宙に浮いている状態を保ち、朴の木を使用している為、湿度や気温の変化時も中の湿度と温度が変わらず安定した状態を保ちます。

 

こちらの写真からは錆と刃こぼれがわかるかと思います。

 

 

 

保存用の白鞘に入れていたとしてもお手入れをしなければ錆びてきます。

 

お持ちの脇差・刀・太刀などがありましたらお手入れをし、錆が出ない様にしましょう。

 

刀の出張査定のご依頼の際には弊社桃園美術までご連絡を頂ければと思います。

 

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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