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脇差し高価買取しました。群馬県のお客様

群馬県のお客様より脇差し一振りの査定依頼をいただきました。

 

 

 

 

 

 

日本刀所持には登録票

千葉県教育委員会発行の登録証が付いている52.5センチの物で、「包次(かねつぐ)」銘が切ってある脇差でした。

 

 

 

群馬県のお客さまからの査定依頼なのになぜ千葉県教育委員会発行の登録証なのかと疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、「銃砲刀剣類登録証」は最初に登録した都道府県の登録証をずっと使う事になります。

 

登録した都道府県に刀剣類の戸籍を作るような考え方という事です。

 

ですから、名義変更などの手続きもお住いの都道府県ではなく、登録証を発行した都道府県の教育委員会に届出るようになります。

 

現在の所有者の居住地とは全く関係のない都道府県の登録証が付いている事が多いので、登録証を紛失してしまうと再発行するのに非常に手間がかかってしまう場合があります。

 

ぜひ登録証のコピーを取っておく事をおススメします。

 

 

 

 

 

日本刀の査定ポイント

今回この包次は5万2,000円で買い取らせていただきました。

 

 

 

お客様が愛情を持ってお手入れされていたので、非常に良い状態で保管されていました。

 

日本刀の査定に伺わせていただくと今回のように状態が良いのは珍しく、刀剣が何年も手入れせずに放置され、鞘から抜いてみるとサビが出てしまっているという事が多々あります。

 

日本刀の研磨は非常に高い技術が必要となるため高額になってしまいます。

 

ですから、サビてしまった日本刀の査定額は著しく下がってしまうのです。

 

 

 

サビが出ないように日頃のお手入れが重要になってくるのですが、ご自身で購入した物ならお手入れも頻繁にされるのですが、遺品等となると手入れをした事がない所有者の方が数多くいらっしゃいます。

 

弊社に査定依頼をいただく刀剣類の約半数がご自身で購入されたものでなく、譲り受けた日本刀となっています。

 

サビているかいないかで買取金額はだいぶ変わってきますので、もしお手入れをされない日本刀がありましたらサビない内に早めにご売却される事をおススメします。

 

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