西洋アンティークの買取強化品目桃園美術が買取を強化している西洋アンティークをご紹介いたします。
西洋では、19世紀の後期頃から、いままでの古典的な方法に囚われることなく自由に表現する芸術運動が盛んになった時期があったようです。欧州のフランスとベルギーが中心となって、その時代に適合するような装飾性と植物をモチーフにした造形と、有機的な曲線や色合いに特徴があるようです。このような時代に製作された美術品を、アール・ヌーヴォー期の作品として、市場では活発に取り引きされています。このようにアール・ヌーヴォー期では、有機的な自然を象徴したような曲線美を多用していましたが、近代の都市化が進行することで、文明を象徴するような機能的な美意識が、パリ万国博覧会(1925年)を境にして、アール・デコとして様式化してきました。この時期の作家作品は、評価額が付けやすいものになります。
アール・ヌーヴォー期の作家 | ||||
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ガレ | ドーム兄弟 | ラリック | シュナイダー | ミューラー兄弟 |
西洋アンティークの買取実績西洋アンティークの買取実績をご紹介いたします。
価格
50,000円
品名
マイセン「ポット」
価格
60,000円
品名
マイセン「プレート」
価格
40,000円
品名
ラリック「花器」
価格
30,000円
品名
バカラ「デキャンタ」
価格
350,000円
品名
ガレ「花瓶」
価格
100,000円
品名
ガレ「花瓶」
選ばれる理由桃園美術が最も選ばれる5つの理由についてご紹介いたします。
1
全国出張
全国どこでも出張査定
させていただきます。
2
幅広いジャンル
あらゆるジャンルを
買取しています。
3
社会事業への寄付
売上の一部を社会事業に
寄付しております。
4
査定料0円
査定する料金は
一切かかりません。
5
文化の継承
お客様の御品物を後世に
伝えていきます。
西洋アンティークを高く売るためのポイント西洋アンティークを手放す場合は、まず、高額査定のポイントがいくつかありますので、参考にしていただければ幸いです。
ポイント1
アール・ヌーヴォー、アール・デコの作家作品は、高価買取の対象になりますが、作家自身による作品ではなく、復刻された作品やリプロダクションされた製品が多くあります。これらの作品は、美術的な評価が付けにくい場合があります。
当時のガラス工芸技術を引き継いだ職人たちが設立した現代の美術工房では、意匠たちの作品を再現した復刻版をおおく手掛けています。たとえば、ルーマニアを代表するミレニアム工房では、アール・ヌーヴォー期、アール・デコ期に制作されたガラス工芸の技術を参考にして、エミール・ガレやドーム兄弟、ミュラー兄弟などの復刻品を手掛けています。
ポイント2
ブランド食器の場合は、日常のライフスタイルに潤いをもたらしてくれるものですが、一度、使用済みのテーブルウェアになってしまうと、評価が付きにくいものになってしまいます。
洋食器は、硬質磁器で造られているものが多いのですが、やはり、使用していくと細かい傷やヒビなどが入ってしまう可能性があり、非常にデリケートなものなので、美品の状態のものが市場で好まれています。
ポイント3
有名な彫刻家の作品は、オリジナル作品から型どりして複製したものが多くあります。そのため、海外作家の作品は、一点物として作られたものが評価がたかく、複製品の場合は、数が多く制作されていることもあり、評価が付きにくいものになってしまいます。
海外の彫刻家たちは、自分で制作した作品がどこで鋳造されたものか判別できる印がありますので、それがなかった作品に関しては、模造された可能性がたかいものになります。そのため作品が本人のものであるのか確認する場合は、作者名と印をみることで、評価できるものなのかどうか判断していきます。
お客様の声西洋アンティークの買取のご依頼をいただいたお客様の声をご紹介いたします。
A.I様
所在地:福岡
叔父が海外旅行にいったときに御土産として頂いたものです。ガラスの花瓶なのですが、色合いと図柄が綺麗だったので、結構気に入って、リビングルームに飾っていたのですが、家のものが増えてきて、置く場所がなくなってきたので、この花瓶を仕舞おうと考えていたのですが、仕舞う前に、売れるものなら売りたいです。
Y.K様
所在地:兵庫
知人からもらった西洋風の器がありますが、そのテーブルウェアとして彩りの素敵な感じがしたので、その知人に聞いてみると、どうやらその食器は、親族のものが海外に赴任していたときにアンティーク・ショップで買ったものらしいです。
その話を聞いたときに本当にもらっていいのか悩みましたが、知人は、気にしない様子で気持ちよくくれました。そのような食器類でも、みてもらうことはできますでしょうか。
査定士からのコメント
これは、陶磁器の底をみるとノリタケのバックスタンプがあります。このスタンプは、通称M-Japan印と呼ばれるもので、1921年頃に商標登録された海外輸出向けのディナーウェアーのようです。この時期のノリタケの作品は、中期作品群のオールドノリタケ作品になります。当時は、デザイン性の高いノリタケ製品が諸外国に輸出されていました。そのためアンティーク食器として評価できるものになります。
西洋アンティークに関するよくあるご質問西洋アンティークの買取に関するよくあるご質問をご紹介いたします。
Q
親族が仕事の関係で、欧州の関係者から食器類のセットを貰ってきたようなのですが、絵柄が綺麗だったので、使用することなく仕舞い込んだ状態でした。このような食器は、お値段が付くものなのでしょうか?
A
欧州の名窯で造られた陶磁器は、その工房で作られた窯印や作者の名前が刻まれていることがあいります。とくに贈答品として送られるブランド食器類は、お手頃な価格で購入できる廉価製品や特別限定品として生産されてたものなどがありますので、その品物が、どこのブランドで制作されたもので、どのような作品なのか調べる必要があります。やはり、ブランド食器は、工房と作者が確認できることと、その作品のコンディションの良さで評価がわかれてきます。
Q
家の整理をしていたら、西洋風の壷がでてきたのですが、いったいどこの国で制作されたものか分からないので、価値があるのか分からないので、みてもらえないでしょうか?
A
西洋系の磁器は、底部のどこかに窯印があることがありますので、それを元に窯を判別していきますが、なかには、その窯印が特定できないことがあります。そのような場合は、美術的な観点から、その作品の絵付けの方法や磁器の状態などを総合的に判断して、評価が付けやすい作品なのかどうかみていきます。どこの窯で制作されたのか分からないものであっても、その作品の完成度がたかければ、評価が付けやすいものになります。
Q
インターネットで購入した外国のブランド食器があるのですが、本物でしょうか?
A
やはり、ブランド食器ですと、ネットの画面上から良品であるのわかりづらいところがありますので、どこの販売店で買われて、購入されて、どのくらい年数が経過しているものなのか教えていただければ、お調べすることができるのですが、ほとんどの場合は、どこで購入されたか不明なところもあると思われます。
欧米のブランド食器は、やはり、直営店や直営店と契約を結んでいる代理店などから購入されることが望ましいのですが、直輸入している小売店もありますので、いちど良品なのか確認してからの買取りになります。ブランド食器も一般向けの廉価製品が数多くありますので、こちらの製品は、普及品となりますので、評価が付けにくいものになります。
査定士からのコメント
このガラス工芸品は、おそらくアール・ヌーヴォー期のときのフランス工芸家のエミール・ガレの工房で制作された花瓶かもしれません。ガレのマークはかなりの数があるのですが、1904年から二年のあいだに使われたものなので、第二工房期の作品の可能性があります。ただ、ガレ自身の作品ではなく工房作品になります。ガレの複製品ではないので、評価できるものになります。