日本刀を売却するために必要な登録票はどれほど大事??
買取した商品のご紹介
今回は「日本刀 わきざし 無名 54.0cm」を買取させていただきました。
白鞘に収められたわきざしになります。
柄を外すとこのようになっております。
日本刀好きの方や興味がある方は見たことがあるかと思いますが、茎と呼ばれる部分になります。
茎(なかご)と呼ばれる部分なのですが、日本刀ではこの部分に刀工の銘を切るのが習わしになっております。また柄の形状に合わせて目釘穴を1穴~以上あけます。
この茎部分の形状や作りで大まかな時代の判別も行えます。
今回の日本刀は白鞘に収められております。
白鞘は江戸時代後期に日本刀を長期保存するために使われるようになりました。
白木を使用しているため湿気を吸収してくれるため刀身が錆びにくいという利点があります。
ですが白鞘に収めているからと言って手入れをしないと刀身は錆びてしまいますので注意が必要です。
状態
日本刀は刀身の状態が一番重要になります。
まずは画像を御覧ください。
今回の脇差は画像でもわかるように目立つ錆び、傷、汚れは見当たりませんでした。
また日本刀の大きな欠点である刃こぼれや刃切れなどもなく、大きな減額はありませんでした。
査定額
今回の「日本刀 わきざし 無銘 54.0㎝」は刀身の状態も良かったこともあり¥57,000にてお買取させていただきました。
錆びなどが多いとこの査定額の半分になる可能性もありましたが、査定結果にお客様も大変喜んでいただけました。
査定ポイント紹介
今回のポイント紹介は「日本刀を売却するために必要な登録票はどれほど大事??」ということで、日本刀の売却にはかならず「銃砲刀剣類登録証」が必要になります。
大切なことなのでもう一度言います。
必ず「銃砲刀剣類登録証」が必要になります。
この登録証がないと買取はもちろん売買は絶対にできません。
この登録証は所持の許可ではなく、美術刀剣として認められた刀剣類のみに交付されるものになります。
名前にあるように刀剣類と火縄銃などの銃砲類もこの登録証が必要になります。
刀剣類を売買譲渡した場合には所有者変更が必須になります。
必ず登録証に明記されている都道府県の教育委員会に届け出を出してください。
上記の画像の場合ですと山梨県の教育委員会になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は日本刀 わきざしをご紹介させていただきました。
ポイントにも記載しておりますが、登録証と日本刀はセットで初めて買取ができる品物になります。
日本刀をお持ちの方は必ずなくさないように保管をしてくださいね。
ラフテルでは日本刀のみではなく、甲冑や鍔などの武具も買取を行っております。
大きな品物でも宅配買取や出張買取でご対応させていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。