日本刀 わきざし 大和大掾(やまとだいじょう)藤原貞行 45cm 高価買取しました。東京都のお客様
こんにちは。
ラフテルの鑑定士の半田です。
当店では日本刀脇差の高価買取を行っています。
ご自宅に不要な脇差がございましたらお気軽にご連絡ください。
買取した商品のご紹介
それでは今回買取させて頂いた脇差をご紹介いたします。
登録証の有無
今回買取させて頂いた脇差の登録証は平成になって登録されたものでした。
刀剣に登録証は必ず添付されていなければならないものです。
登録証の付いている刀剣なら誰でも所持したり売却することが可能です。
売却、運搬の際は、登録証があることをきちんと確認する必要があります。
登録証は所持する人に対してその所持許可を与えるものではなく、美術品・骨董品として価値のある刀剣類に対して各都道府県教育委員会が鑑定し、交付するものです。
登録証が付いていない刀剣がある場合は登録証を取得する必要があります。
刃渡りが15㎝以上ある、刀、脇差、短刀、剣、槍、薙刀などの刀剣類は、まずは発見された場所の警察署(所轄の警察署)に相談した上で、「発見届出済証(以下:発見届)」を提出して下さい。
今回のお客様も登録証がない脇差を所持していたので、申請し取得されました。
ラフテルでの査定
今回買取させて頂いた脇差は大和大掾(やまとだいじょう)藤原貞行の銘入りの脇差です。
藤原貞行は江戸時代の初期の豊後の名工です。
豊後の地は備前長船、美濃国と並んで非常に刀作りが繁栄しており、豊後の諸工は九州の豪族を得意先として需要に答えたそうです。
本作は大和大掾(やまとだいじょう)を受領してますが、江戸時代初期に作られたもので新刀の部類に入ります。
刀や太刀と比較すると現存数が多い刀剣で、現存するほとんどの脇差は江戸時代に製作されたものです。
脇差の査定ポイントとしては銘入りであるか無銘であるかも関係してきます。
銘は刀の茎に切られているもので、作者の名前やその刀が作られて年紀を記しています。
あとは刃の状態の良し悪しが関係してきますが、脇差や短刀の場合は同じクラスの刀より相場として50%~60%低くなります。
今回の脇差は¥30,000 の買取とさせて頂きました。
刃切れや刃こぼれがあると多少査定も下がってしまいますので要注意です。
当店では脇差に関しましては銘入り、状態に応じて高額の査定をさせていただきます。
ご連絡お待ちしております。