日本の抽象画家・白髪一雄の作品「激動する赤(1969年/キャンパス)」が5億4,590円で落札される‼
「激動する赤」は、サザビーズの競りで2015年に落札された作品になります。
この抽象絵画は、白髪一雄の作品のなかでは、高値で落札されたものになるようですが、アクション・ペインティングと呼ばれる技法で、とにかく素足でキャンパスに描いていきます。
画伯の作品をみていると、何かが底で渦巻いていて生命の泉を彷彿されるような躍動を感じることと、体内の細胞ひとつひとつが生成と破壊を繰り返しているような感覚があり、、重層的に塗り重ねていく色合いは、どことなく画伯が追い求めていた芸術の創造と破壊をあらわしているようで、いろいろなイメージが触発されていきます。
このような抽象絵画が国際オークションに競りだされると、思いも余ならない金額になっていくようです。