日本刀を所持するために必要な銃砲刀剣類登録証についてご紹介します!
買取した商品のご紹介
本日ご紹介させて頂くお品物はこちら
日本刀になります。
拵えという外装付きで、長さが69cmある刀になります。
また刀剣には刀工の銘が入ることが多いのですが、今回の刀には「越前國兼法」銘がありました。
調べてみると江戸時代初期(慶長頃)に活躍していた刀工でした。
約400年前に作られた日本刀ということになります。
すごい古い物とのイメージですが、日本刀の中では江戸時代の作品は慶長以降の作品を新刀と呼びます。
国宝級の日本刀が多いのは古刀と呼ばれる平安時代後期の日本刀です。
1000年以上の前の刀が残っていると考えるとすごいことだと思います。
今回の日本刀のご依頼主様は最初模造の偽物だと思っていたそうです。
ですがご家族で整理をしている際に登録証も出てきて中身を確認したら本物の日本刀でとても驚いたそうです。
小さなお孫さんもいるそうで、家に置いておくのは怖いという理由で売却を決めたそうです。
たまたま弊社ラフテルで以前宝石類をご売却いただいたことがあり、その時のご縁でご相談を頂き、弊社でも取り扱えるということで今回お買取りとなりました。
状態
この日本刀はご主人様が保管していた品物だそうで生前はひっそりと眺めたりしていたのを見た事があったそうです。
その際かわかりませんが最低限の手入れはしていたようで、目立つような大きな錆などはありませんでした。
日本刀は錆があるだけで数万円の研ぎ費用が掛かりますので、保管には注意が必要です。
査定額
今回の「日本刀 越前國兼法 69cm」は長さもあり拵え付きでしたので、¥100,000でのお買取りとなりました。
目立つ傷や錆なども見当たらなかったので大きな減額もなくお客様にも喜んでいただけました。
査定ポイント紹介
日本刀の査定ポイントは銘と状態が重要になってきます。
大量生産の刀剣や、錆だらけ、傷だらけの刀剣は大きく価値が下がります。
また刀剣類の所持や売買には当たり前ですが教育委員会が発行している銃砲刀剣類登録証が必ず必要になります。
この登録証がないまま売買をしてしまうと銃刀法違反となり罰せられてしまいます。
元々登録証のついている品物を購入した場合は、所有者変更の届出をすれば問題ないですが、この登録証をなくしてしまったり、付いていない刀剣が見つかった場合には教育委員会や管轄の警察に届け出をだし再発行や新規登録をしなくてはいけません。
この登録証のお手続きは持ち主の方にお手続きをして頂かないといけませんが、もし手続き方法やどうしたらいいのかわからないという方は、アドバイス程度にはなってしまいますがお手伝いもさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。
まとめ
今回は「日本刀 越前國兼法 69cm」のご紹介をさせて頂きました。
日本刀は美術品としてもとても貴重な品物になります。
ですが手入れなどができずに劣化している刀剣は日本に沢山ございます。
もしご自分で手入れや保管が難しいとお考えでしたら、一度査定などをご利用してみてはいかがでしょうか?