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桶狭間?!火縄銃を高価買取しました。栃木県のお客様

こんにちは。

 

桃園美術ではあらゆるものを査定しお買取りしています。

 

本日はこちらの火縄銃をご紹介いたします。

 

 

 

こちらの火縄銃は栃木県にお住まいのお客様からお買取りさせていただきました。

 

亡くなられたご祖父様のお持ち物だったようで、処分に困っていたそうです。

 

ご処分に関して相談のご連絡をいただき、登録証があればお買取りの対象になることをお伝え致しました。

 

 

 

 

 

登録票の有無

これが登録証です。

 

 

 

これは銃砲刀剣類登録といい、今回の火縄銃のように骨董品や美術品の価値のあるものや、美術品としての価値がある刀剣類は登録の手続きは銃砲刀剣類所持等取締法第14条の規定により定められています。

 

ちなみに、美術品・骨董品として価値の無い物は銃砲刀剣類所持等取締法によって所持すること自体を禁じられています。

 

 

 

 

火縄銃とは

火縄銃はライフルのように肩にあてて構え発射する銃です。

 

肩にあてて構え発射する銃の中で最も初期の銃とされています。

 

14世紀初頭に発射用火薬と手銃(筒型火器)が中国で発明されました。

 

この手銃が火縄銃の原型といわれています。

 

火縄銃は15世紀半ばにヨーロッパででき、16世紀半ばに日本に伝来してきました。

 

その後、織田信長が長篠の戦いで大量にしたことで火縄銃の威力が認められ広まりました。

 

織田信長の長篠の戦いで有名な火縄銃の三弾撃ちをご存知でしょうか。

火縄銃は威力こそありましたが、連続して発砲することはできず、1発撃つたびに銃身内を掃除し、新たな弾をつめる必要がありました。

 

その為、戦の中で向かってくる敵に向け発砲しても2発目を準備する間に踏みつぶされてしまうのです。

 

それを避けるために織田信長考えたとされているのが三弾撃ちです。

 

三弾撃は、鉄砲隊を三列に分け、時間差で一列ずつ順に発射することで3発連続発射を可能とした作戦です。

 

ちなみに火縄銃の飛脚距離は約100メートルの為、三弾以上はできないため、三弾撃ちだったとされています。

 

この織田信長のアイディアは映画やドラマなど様々なメディアでも取り上げられて有名な一方で、後の作り話ではないかともいわれています。

 

しかしながら、長篠の戦いで火縄銃が広まったとされているのは事実です。

 

そこから何百年も経った今でも美術品として嗜好されているのは素晴らしいことですよね。

 

 

 

 

 

桃園美術での査定

今回査定させていただいた火縄銃、ご自宅で眠っていたとおっしゃっていましたが、とても状態の良いものでした。

 

ご祖父様に大事にされていたのでしょう。

 

古い物なので多少の錆や汚れはありましたが、状態の良さから査定額は100,000円とさせていただきました。

 

今回のお客様のように、「本当にこんな物が売れるの?」と疑問のままお問い合わせをいただくことも多くあります。

 

そういった物もまずは査定させてください。

 

査定は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

 

もしかしたらお宝が…なんて広告のようなことが本当に起こるかもしれません。

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