珍品?!火縄銃を高価買取しました。東京都荒川区のお客様
こんにちは。
桃園美術鑑定士の山本です。
今回ご説明させていただくのはなんと火縄銃です。
どうやらお客様に聞いたところ、実家の蔵からでてきたそうです。
桃園美術では刀や掛け軸、骨董など蔵から出てきそうな古い物も全部高価買取をおこなっております。
遺品整理などの際には是非当店の無料査定をご利用くださいませ。
火縄銃の全体像
さて今回のお宝の火縄銃のまずは全体像から
かっこいいですね~。
男性なら誰もが憧れますよね。
銃身
まずは筒(銃身)をみてみましょう。
いかにもって感じですね。
時代劇とかで見たことある方も多いと思いますが、ここから火薬と鉛の弾をかるかという棒で押し込んで発射するシーンがよくでてるのでイメージしやすいとおもいます。
機関部
次はカラクリ(機関部)の部分です。
火蓋を開いて引き金を引くと、火ばさみにつけられた火縄が火皿という部分に落ちます。そこで導火線に着火して中の火薬が爆発して発射される仕組みになっております。
内カラクリと外カラクリの二種類が存在します。内カラクリは内部にゼンマイがあり、外カラクリは外に松葉バネがあるのが特徴です。
両方とも真鍮製で、今では制作することは中々難しいそうです。
登録票の重要性
さて皆さま、火縄銃は銃刀法違反になってしまうとお思いの方もおられると思いますが、火縄銃を取引するにあたって大切なのはこちら
銃砲刀剣類登録証です。
これがないと違反になってしまいますので、必ず必要となってきます。
もしない場合はどうしたらいいのか?
まずは火縄銃を発見した場所を所轄の警察署に発見届を提出します。
その後各都道府県の教育委員会に銃砲刀剣類登録証の登録手続きを行います。
ここで認められる火縄銃は1867年以前に製造されたものという規定があります。
なのでお手持ちの火縄銃がこれに当てはまるか否か調べてからの登録になってきます。
火縄銃は明治時代に模造師たちにより、様々な模造品がつくられました。
なのでその模造品は価値はなく、買取の対象になりません。
さて今回の火縄銃、銘もしっかり入っており、状態も良いということで桃園美術では¥150,000つけさせていただきました。
中々刀や火縄銃など専門的な知識が必要な骨董を扱う業者は少ないと思います。
なので是非、専門のスタッフがいる桃園美術の無料査定をご利用くださいませ。